町長コラム 第97号

交通事故防止② 高齢者の事故

  高齢者の事故が新聞・テレビで連日のように報道されています。この文章を書いた日は、テレビで運転免許を返納すべきかどうかの議論が行われていました。賛成・反対それぞれに理由があり、正解なんてありません。
 一概に高齢者だから交通事故を起こしやすいとは限らず、当然、個人差があります。成人病予防と同様、運動・栄養に気をつけ、外出の多い方はハツラツとしていますよね。
 私の父母の場合、母は60代だったでしょうか、免許を返納しています。運転ミスで排水路に転落したのがきっかけだったと記憶しています。
 父は最後まで返納しませんでした。高齢になってからブロック塀などに接触する回数が増え、車は傷だらけでした。しかし、返納を勧めてもだめでしたね。寝たきりになって、これなら大丈夫だろうと免許を返納して運転経歴証明書をもらおうと警察へ確認したら、本人が行かないと出せないと言われました。運転経歴証明書は、発行に手数料がかかりますが、提携するタクシー会社やお店で1割引になるため、自主返納の特典として警察が進めている制度です。
 町でも、運転免許の自主返納を推進し、自主返納された方への支援として、申請により1万円の元気チケットを交付しています。さらに、買物や病院への足として公共交通タクシーチケットを毎年一定枚数交付できるようにしました。
 親が高齢になり、運転操作が心配になると一度は議論する問題ですね。